2009年11月26日

2009年 冬の公演のお知らせ

東西南北、活動写真弁士として飛び回って、きがついたら季節は晩秋。
夏の服をしまい忘れてるのに、コートを取り出さなくてはならないなんて、本当にいそがしい。

先日は、岩手県立美術館で表現主義展を堪能し、日本発の表現主義映画『血と霊』(溝口健二)を、残っているスチル写真を元に再構成した画像を語ってまいりました。

表現主義に強く惹かれる者としては、岩手の澄んだ大気とともに、印象に残るパフォーマンスとなりました。

今年も12/29(火)に新宿・紀伊国屋ホールで夜6時から、「活弁リサイタル」を開催いたします。
本年は”映画の父”D・Wグリフィス監督の『イントレランス』をメインに、『弁天小僧』(若き日の長谷川一夫=林長二郎)チャップリンの『公債』と豪華三本立てです。
超大作というだけではなくて、広く人類愛を訴える『イントレランス』(不寛容)は、混迷の現代に強く訴えるものを持つ映画です。

皆様どうぞご来場くださいませ。演奏はカラード・モノトーンの皆さんです。
今年から全席指定となりました。
ご予約は03-3605-9981 マツダ映画社へお願い致します。
紀伊国屋書店のキノ・チケットカウンターでも前売中です。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

12/7(月)夜7時〜 東京工業大学で、無声映画と弁士についての講演と、早川雪洲主演の『チート』の上映会があります。(無料)
こちらもどうぞ宜しくお願い致します。
東工大世界文明センター長ロジャー・パルバース氏のお話もあります。
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2009年10月04日

秋の公演のお知らせ

爽秋の候となりました。
月や星への思いがつのる季節です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

スクリーンにきらめく星を眺めるのも、“芸術の秋”にふさわしいです。
今年は、日本映画史に輝く名女優・田中絹代さんの生誕100周年に当たります。

東京・京橋のフィルムセンターでは、10月〜11月に田中絹代特集が開催され、無声映画からトーキー、
監督作品まで、絹代さんの魅力と才能をたっぷりご鑑賞頂けます。

大変有難いことに、10/9(金)〜10/11(日)、10/16(金)〜10/18(日)に、私、弁士をつとめさせて頂く事になりました。
『感激時代』『金色夜叉』『非常線の女』『伊豆の踊子』他、若き日の絹代さん主演作品を語らせて頂きます。
『非常線の女』のモダン・ガール姿から『伊豆の踊子』の可憐な踊子薫まで、絹代さんの演技にかける情熱は素晴らしいです!

あらためてファンになりました。
どうぞ皆様ご覧下さいませ。

10/30(金)PM6:30〜 神田・錦町の学士会館では、古典的名作『オペラの怪人』と異色の時代劇『怒苦呂(どくろ)』の二本立てをお送りいたします。

怪人を演じたら、この人の右に出る者はいないと言われたロン・チャニーがパリ・オペラ座に棲む怪人に扮し、その鬼気迫ると共に哀愁に満ちた演技は見ものです。
『怒苦呂』は、北大路欣也さんの父・市川右太衛門さんが、美しく孤高の人物を端麗且つ深い情念を込めて演じた、とても貴重な作品で、キリスト教に帰依した武士という難しい
役に挑戦した右太衛門さんの意欲が画面に結晶しています。

伴奏は湯浅ジョウイチさん(ギター)、鈴木真紀子さん(フルート)が担当して下さいます。
実は、この10/30の会が、学士会館での公演の最終回となります。
これまでの皆様の温かなお力添えに、心から感謝と御礼を申し上げます。


ァイナルとなります10/30の学士会館へ皆様どうぞお運び下さいませ。
お待ち申し上げております。

いつものようにワイン付きです。
電話予約とお問合わせは03-5467-4729のデジタル・ミームへどうぞよろしくお願いいたします。

10/28(水) PM6:30〜 門仲天井ホールでの無声映画鑑賞会もどうぞ宜しくお願いいたします。


詳しくは公演情報をご覧下さい。

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2009年09月01日

9月の公演のお知らせ

初秋、九月。
皆様いかがおすごしでしょうか。

この夏は無声映画鑑賞会五十周年記念の会が盛況裡に終了し、大勢のお客様にお運びいただいたことがまず何よりも
嬉しいことでした。皆様のお力添え本当にありがとうございました。 晩夏の八月下旬、京都へ小旅行をしました。
大河内山荘で大河内傳次郎を偲び、
二尊院で阪東妻三郎に思いを馳せ、
京都国立近代美術館で野島康三の黒・白の対照が鮮烈な写真を見、久しぶりにゆったりとした時間をすごすことができました。
できたら晩秋にまたたずねてみたいです。

鳥取生まれの女性作家尾崎翠
私このひと大好きなのですが、
チャップリンや アラ・ナジモヴァのファンであり、
映画についての面白い随筆を書いている尾崎翠にオマージュを捧げて、
9/26(土)7:00PMより、表参道のギャラリーで朗読とトークと無声映画の会がひらかれます。
尾崎翠の劇作『アップルパイの午後』の朗読と、映像と言葉についてトーク、
最後に喜劇『100000000円』(喜劇の神様・斉藤寅次郎)の活弁をお送りいたします。

ご予約とお問い合わせは主催のヤマナシヘムスロイドへどうぞ。
TEL03-3470-3119 ○○リンクします へよろしくお願い致します。
予約¥2,500 当日¥3,000(drink付)です。
皆様のご来場を心からお待ちしております。

9/28(月)6:30PMより、門前仲町、門仲天井ホールで才気縦横の名匠 エルンスト・ルビッチ
の傑作『結婚哲学』と日本映画『結婚記』他を上映いたします。

ドイツ生まれのルビッチがアメリカヘ招かれて数々の洗練された作品を撮った中の、比較的初期の頃の作品である
『結婚哲学』と『結婚記』から、東西の結婚観の一端がうかがえるかも知れません。

どうぞご覧くださいませ。


詳細はこちら


他の公演予定はこちらををご覧下さい。

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2009年08月01日

8月の公演のお知らせ

残暑お見舞い申し上げます。

今月は暑気払いにぴったりな痛快娯楽作『ドンQ』とキートン映画がおすすめです。
『ドンQ』は、チャップリンの親友で明朗快活な活劇スターとして世界的人気のあったダグラス・フェアバンクスが、19世紀スペインを
舞台に颯爽たる貴公子とその父の“奇傑ゾロ”二役を演じ、日本公開時(1925年)にはキネマ旬報、ベストテン娯楽映画の部第2位に選ばれ大ヒットしました。
恋人役メアリー・アスター『マルタの鷹』の端麗さも魅力です。
ロマンティシズムと胸おどる西洋活劇の愉しさが溢れる『ドンQ』をご覧頂けましたら幸せです。
とても面白いですよ!

8月22日(金) PM6:30〜 神田・錦町学士会館(TEL 03-3292-5933 地下鉄神保町駅A9出口正面)で上映いたします。
メールや電話予約もできますのでお気軽にどうぞ。
ワインタイムもありますので、ゆったりとした雰囲気でサイレント映画の世界に浸っていただけます。

8月25日(月)PM6:30〜 門前仲町の門仲天井ホールでは、バスター・キートン作品を三本
上映いたします。
卓抜なギャグと“永遠の少年”を思わせる大きな瞳…。
キートンはチャップリンと共に私特に惹かれるスターなのです。
黙々と、自分を超えるもの(世界、人、物)の謎に向かい、巻き込まれながらも不思議に危機を脱してしまう、
どこか可愛らしいキートン。

20年代ハリウッドで、チャップリンやダグラスとどんな会話を交わしていたのでしょう?
そのころうまれていたら会ってみたかったです。
ダグラス・フェアバンクスの『ドンQ』とキートン〜 皆様のご来場を心からお待ちしております。
ところで、女優の片桐はいりさんが、抱腹絶倒の活弁を先日披露してくださいました。
活弁ワールドが更に広がりますように…。


詳細 は引き続き翠の公演予定をご覧下さい。
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2009年06月01日

6月の公演のお知らせ

雨の日にはジャズを聴きながら、好きな本を読むのが楽しみ。
今は、『久生十蘭の長・短編小説』がよき友です。

今月の映画会は、まず、6/12(金)18:30から神田・錦町学士会館で、無声映画史上に残る『モヒカン族の最後』と
めったに上映されない貴重な作品『モデルの生涯』をご覧頂けましたら幸せです。

18世紀半ば過ぎの北米森林地帯を舞台にイギリス軍司令官の娘と先住民モヒカン族の若者との恋が、
神秘且つ雄大な自然を背景に描かれた『モヒカン族の最後』。

ヒロインを演じたバーバラ・ベドフォードの凛とした美しさが、物語の悲劇性をいっそう高め、
無声映画史上に残る好編として、おすすめです。


併映の『モデルの生涯』と共に、この機会にどうぞご鑑賞下さいませ。

語り:澤登 翠 ピアノ演奏は柳下 美恵さんです。
お申し込み、予約は03-5467-4729 デジタル・ミームへよろしくお願い致します。

6/24(水)18:30〜 門天ホールでのハロルド・ロイドとローレル&バーディの喜劇もどうぞ
お楽しみに!

詳細は引き続き翠の公演予定をご覧下さい。

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